BtoBマーケティング組織の立ち上げ
- 新規売上10倍、ROI 5倍
- 22名規模のマーケティング組織をゼロから構築
背景
事業の成長が営業の人力に依存し、マーケティングという機能が社内に存在しなかった。
打ち手
- インサイドセールス/フィールドセールスを分業設計し、商談化までのプロセスを標準化
- Salesforce/Marketo/FORCAS/Tableau を導入し、数万行規模のデータ統計解析で意思決定を数字に置き換え
- セミナー・コンテンツ・広告を一本のファネルに統合し、PLとKPIを自ら管理
音叉|マーケティング戦略の設計と実装
Webマーケティング歴17年/株式会社バトラー 取締役 兼 マーケティング本部長
事業会社で組織をつくって成果を出した経験、自分の会社を経営している経験、そして個人として20社以上を支援してきた経験。この3つを土台に、マーケティングと営業づくりを支援しています。
契約した日から、私がいらなくなる日——現場だけで回り続ける状態を設計します。
1984年1月24日、大阪に生まれ、香川で育つ。趣味はギターと空手。小3からずっと、B'z。
最終回から、逆算する。
多くのコンサルティングが「情報が整理されただけ」「企画で止まる」状態に陥りがちな中で、数字が変わるところまでを設計します。組織能力・既存アセット・現場の制約を先に見て、「やれること」ではなく「やり切れて成果が出る構造」をつくります。
営業KPI管理ツール(Google Apps Script 約3,900行のWebアプリ)、月次レポートの自動生成(Python)、生成AIの業務活用基盤まで、外注やツール選定に頼らず自分の手で実装します。戦略が「現場が毎週使う道具」になるまでが設計だと考えています。
私が抜けたあとも回る状態をゴールに、育成と内製化をセットで設計します。支援先ではマネージャーの事業管掌役員への昇格、マネージャー層からの執行役員輩出、社内担当者による生成AI内製体制の立ち上げなどにつながっています。
なぜなら、目標の達成を分けるのは、戦術の巧拙より前に、戦略——「誰に・何を」の選択だからです。どんなに優れた戦術も、戦略が間違っていれば目標はほとんど達成できません。戦略が、目標達成のほとんどを決める。だから、戦略=コンセプトの設計に最も時間を使います。
目標(事業の数字)>戦略(誰に・何を=コンセプト)>戦術(施策と実行)
上位が下位を規定し、下位は上位に奉仕する。どれほど優れた戦術も、戦略が間違っていれば目標には届きません。そして、どれほど美しい戦略も、目標に届く大きさでなければ選びません。
戦略とは「誰に・何を」の選択です。その選択は、顧客の頭の中では連想という形で決着します——人は論理ではなく、無意識で選ぶからです。だから設計は、「何を」より先に、宛先——「誰に」を定めることから始めます。
年齢や属性では切りません。属性は、届け方を変える変数にすぎないからです。求めるものの本質で、宛先をひとつに定めます。
アンケートに書かれる不満の、もう一段下。「言われてみたら、そうかも」という一言を掘り当てます。刺さるかどうかは、コピーを書く前のここで決まっています。
このターゲットとインサイトの選定で、市場の大きさ——目標を達成できるかどうかが、ほぼ決まります。その本音を抱えた人の数が、そのまま連想の座席の大きさになるからです。宛先は、響くかどうかだけでなく、目標の数字から逆算して審査します。誰の頭の中に、どんな連想で座るか。それを設計図に落としたものが、この3層です。
比較や検討の前に、無意識に立ち上がる連想。「あの店なら、きっと◯◯」と説明の前に思い出される状態を、最初に定めます。
その連想を再現するための一文。施策の「やる/やらない」がこの一文だけで判断できるところまで研ぎます。
説明はしません。狙った連想を一瞬で立ち上げる、いちばん短いスイッチを作ります。
どれほど美しいコンセプトも、選んだ座席が小さすぎれば目標の数字に届きません。連想の座席は、その大きさが目標のギャップを埋め得るかを数字で審査してから選びます。
カテゴリーの看板(何を売っている風か)と本音(本当に満たしている欲求)は、ずれています。競合の範囲も差別化の分母も、看板ではなく本音の側で引きます。
競合の欠点探しはしません。競合の強みが強みであるがゆえに、構造的に捨てている顧客・場面を突きます。埋めるには強みを捨てるしかないので、追随されません。
連想は足し算で濁ります。取りに行く連想を1つに絞り、取りに行かない連想を理由付きで先に決める。この宣言が、日々の施策判断の基準になります。
屋号の「音叉」は、この構造の真ん中から取りました。コンセプトという基準音がひとつ定まれば、投稿も、接客も、価格も、誰かが号令をかけなくても同じ方向に揃いはじめる。そして基準音は、どの音でも良いわけではありません。最終回——つまり目標から逆算して、そこに届く音を選ぶ。私は演奏し続ける人ではなく、目標に届く基準音を置いて去る人でありたいと考えています。
コンセプトワークの実物です。クライアントのものは面談でお見せしますが、自社のものは隠す理由がないので、そのまま置いておきます。読み方は上から——誰の、どんな本音に、どんな連想で応えるか。宛先から3層へ、一本の線でつながっています。
特別な日の高級店か、普段使いの無難な店か。その二択からこぼれる夜を受け止める店です。NYのミシュラン星付き焼肉店で腕を磨いた料理長のカットも、ライブ感あるカウンターも、施策は「最上を、気軽に」に合うかどうかで決めています。
買収から半年で黒字化声が残らないのは、お客様が冷たいからではありません。お願いする手間と、書く側の心理的な負担が、感謝を埋もれさせてきただけです。30秒のアンケートとAIの下書きでその壁を外し、「ありがとう」を言葉にします。Googleのガイドラインに準拠した設計です。
戦略が目標達成のほとんどを決める——それでも、実装まで降ります。どんなに正しい戦略も、動かなければ数字にならないからです。連想が数字になるまでに必要な道具は、自分の手で作って渡します。
クライアントの支援でも、この3層をそのまま使います。西陣織の織元、日本シェアNo.1の土鍋メーカー、自動車リサイクル企業——業界が変わっても、構造は変わりません。そしてコンセプトを、言葉のまま置いて帰りません。KPIに翻訳し、道具に実装し、現場だけで回り続ける状態にして渡す。その結果が、次の事例です。
「最終回から、逆算する。」の流儀にならい、各事例も成果を先頭に置いています。
事業の成長が営業の人力に依存し、マーケティングという機能が社内に存在しなかった。
買収直後の高速バス・夜行バスの予約サイト。事業成長と企業価値の最大化がミッション。
事業拡大に伴い営業が属人化。育てる仕組みも、評価する物差しもない状態。
既存1店舗を運営する企業が、新店2店舗を同時期にオープンするタイミングで参画。
講座事業の販促物が整っておらず、社内の生成AI活用も個人差が大きい。
主力製品のリニューアルとEC強化。調査会社のフルサポート型見積りが予算を大きく超過。
「ローカルブランドの進化をデザインする」を掲げ、店舗ビジネス向けのサービス群を自社展開。これまでに4,000店舗以上に関与してきました。支援する側とされる側の両方を知っていることが、コンサルティングの土台になっています。
2021年10月ローンチ。事業計画策定、マーケティング戦略設計・実行、組織構築、代理店マネジメント、プロダクト企画・開発連携を担当。
ローンチ1年で3,000アカウント導入、日本シェアNo.1 autoreply.jp1984年生まれ。大阪生まれ・香川育ち。Webマーケティング歴17年。